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長崎県産のヤブ椿から抽出される椿油は、なめらかで質がよく、古くは整髪に、食用に、薬にと珍重されてきました。
1年で栽培できるエゴマやごま油などの植物性と比較しても、とりわけ貴重なものだったのです。
それは630年から894年にかけて唐の国に遣唐使が送られる際、不老長寿の贈り物として椿油を献上品にしていた記録も残っているほど。
また、椿油で揚げ物をすると、長時間空気にさらしても変質・酸化することが少なく、さくさくとした食感が続くことから、宴会料理などにも重宝されてきました。
椿油は基本的に人の手を借りて栽培するものではなく、自生している椿の種を拾って油を抽出します。
その為、農薬等が使われる心配はなく、他の植物性油と比べても、本当の意味での純粋な油を抽出する事が出来ると言えますが、現実には、実が採れるまでの成木に成長するまでかなりの時間を要します。
実際、国産の椿油は減少傾向にあり、気候や温度変化によって椿の種の収穫量も毎年変化していきます。
椿油は、それだけ繊細で、大量生産の難しいものである事も確かなのです。
右図左側は、ヒトの皮脂の組成を表したもの。
皮脂膜とは、皮脂腺から分泌される皮脂(油分)と、汗腺から分泌される汗(水)が混ざり合ったもので、よく「天然のクリーム」と称されます。
その主成分は「オレイン酸トリグリセライド」であり、皮脂の中でも最も安定した油分です。
この皮脂膜には、水分の蒸発を防ぐ、肌を滑らかにする、外的刺激から皮膚を保護するなど、多くの大切な役割があります。 またオレイン酸は、椿油の主成分でもあります。(※グラフ右側)
左のグラフは、1日のうちに皮膚から分泌される女性の皮脂量を表したものです。
個人差はありますが、通常20歳をピークに皮脂の分泌量は減っていき、徐々に乾燥肌に傾いて行きます。
皮脂量が減ると、水分が肌から蒸発していく量が増え、しわやたるみ、くすみの一因に。
一般に、女性の30歳の皮脂量は、男性の70歳の皮脂量と同じ程度だと言われ、自然な状態では、年齢を重ねるごとに水分と油分のバランスを保つことは難しくなっていくのです。
その秘密は椿油の主成分、オレイン酸にあります。
椿油の成分は85%以上がオレイン酸という脂肪酸です。
オレイン酸は脂肪酸のなかでも特に酸化しにくく、安定した性質を持っています。
それはオリーブ油や、ごま油など、他の植物性オイルと比べても明らかです。(下図参照)
さらにこのオレイン酸は、ヒトの皮膚の表面にあって、潤いを保つとともに肌そのものを守る皮脂膜に、最も多く含まれる成分。
椿油を肌に塗ることによって、油膜が肌表面でバリアの役目をし、水分を表皮内部に留めるとともに、外的刺激や肌荒れ、そしてあらゆる肌トラブルの原因となる乾燥を防ぐことができます。
また保湿力が高く蒸発しにくいので、長時間柔らかで、みずみずしい素肌を保つことが出来るのです。
髪の毛の表面は、キューティクルと呼ばれる魚の鱗のようなもので守られています。
しかし、パーマや染毛剤、紫外線などで繰り返し髪にダメージを与えると、その表面のキューティクルが破壊され、剥がれ落ちてしまいます。
キューティクルに守られていた髪内部が水分を留めておく力を失ってしまうと、次第に表面の光沢がなくなり、枝毛、切れ毛を引き起こすなど、全体的にパサついた、まとまりの無い髪に。
また、剥がれたキューティクルは、同じ場所から二度と再生することはありません。
さあ、椿油を髪に馴染ませましょう。
髪全体を透明なオイルがコーティングし、透明なバリアの役目を果たします。
椿油のバリアによってキューティクルが剥がれてしまうのを防ぎ、それによって髪内部の水分が閉じ込められます。
表面から毛先まで潤いで満たされ、さらさらとした深みとつやのある「光り輝く髪」に生まれ変わることでしょう。
さらに、ドライヤーの熱から髪をコートし、ブラッシングによる静電気の発生を抑え、頭皮の皮脂のバランスを整えるとともに、椿油に含まれるサポニンという殺菌作用が頭皮を清潔に保ち、フケ・かゆみを防止します。
外出時に付けると、乾燥や帯電を防ぎ、髪のダメージの軽減に。
椿油は古来より日本女性の美しい黒髪を守り続けてきた、黄金のオイルなのです。
「椿乃華」化粧品シリーズは、長崎県産の椿油を100%使用しています。
お客様に安心にしてご使用頂けるように、薬品などの科学的な処理を行わず、伝統的な製法で作られています。
余分なものを与えすぎず、必要なものを奪いすぎない、肌本来の美しさを信じることから始める、シンプルで、上質なスキンケアを目指しました。
化粧品として登録はしておりますが「椿乃華カメリアオイルゴールド」は、希少な長崎県産のヤブ椿の油を100%使用している為、食べることもできる程純度の高い椿油です。
丹念に精製を繰り返すことで不純物を取り除き、油独特のべたつきや匂いを抑えた使用感に仕上げました。
保存料・添加物等、一切使用しておりませんので、ヘアケアだけでなく、スキンケア、ボディケアにもお使いいただけます。