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夏こそ温活!内から外から体を温めよう

夏の食事といえば、どうしてもそうめんや冷やし中華など、冷たい麵になることも多いでしょう。
たまに食べるのであれば問題ありませんが、連日、毎食となると、問題です。
実は夏こそ、冷えやすい季節。冷房の効いた室内、冷たい飲み物、冷たい食事。お店も家も会社もどこもキンキンに冷えていて、外を歩けば冷たいものを摂取して、熱中症にも気をつけなければいけないので、冷えに無頓着になる季節です。
「私は寒くないから冷え性じゃない」と思った方、寒さと冷えは別です。
寒くないけど手足が冷たい、お腹を触ると冷たい、という方は冷え性の可能性があります。
特に、おなかが冷たい方は、内臓の冷えを抱えています。
冷え性を改善するというのはとても大変です。しかし冷え性を放置すると、免疫力が下がり、様々な重い病気を引き起こす原因にもなります。絶対に放置せず、少しずつ改善していくよう努めましょう。
冷え性は冬よりも夏のほうが改善のチャンス!冬は外気が冷たいので、寒くないようにするだけで精一杯ですが、夏は暑いので効果も出やすくなります。
外からの温めと内からの温めを日々取り入れることを意識して過ごしましょう。
1,夏でも必ず湯船に浸かろう
暑いからシャワーで簡単に済ませる人も多いですが、その習慣で夏の冷え性は加速!
全身欲で40度のお湯に10〜15分浸かりましょう。体の深部体温が上がるので、免疫力も上がり冷えにくい体に。
2,寒い場所では上着やひざ掛け、レッグウォーマーなどを活用して冷えないようにしましょう。
寒さを我慢する必要はありません。特に、男性と女性では体感温度が違います。女性のほうが冷えを感じやすいので、スーパーや会社などたくさんの人がいて自分で温度設定をできない場所では、冷えを感じないような服装がベストです。
3,冷たい食べ物・飲み物を摂らない
できるだけ温かいものを摂るようにしましょう。特に朝一番は冷たい水をやめて、白湯やせめて常温の水など、口にする物の温度に気を付けるようにしましょう。冷たいものは胃腸の働きを停滞させます。
4,適度な運動・筋トレ・ストレッチで、下半身の血流アップ!
下半身には大きな筋肉が集まっています。下半身を重点的に動かして鍛えると、効率的に筋力を上げ、血流促進できます。
活性酸素を生むハードな運動は必要ありません。ウォーキングやスクワット、ヨガやストレッチなど適度な運動をしましょう。
下半身の血流は、婦人科系のトラブルにも効果的。毎日は無理でも週に3日など決めて習慣にしましょう。
5,体が温まる素材を摂ろう
ショウガやシナモン、唐辛子などのスパイスを料理に取り入れましょう。
スーパーへ行くとスパイスコーナーがあるので、体を温めるスパイスやハーブなどを買ってきて、スープの仕上げに一振りするだけで手軽に取り入れられます。風味も良くなり美味しくなるのでおすすめです。
スパイスでぐっと美味しくなる野菜と手羽先のポトフ
温かいスープは、どの時間の食事にもぴったりです。特に朝は、温かいもので体温を上げて、元気にスタートしたいですね。
朝はサラダを食べる方も多いと思いますが、生野菜は体を冷やしますので冷え性の方は温野菜に切り替えましょう。野菜とタンパク質が一緒に取れて、野菜や肉から染み出した栄養も一緒に取れるスープは最高!
パンやおにぎりと一緒に、たっぷり食べましょう。
手羽先でご紹介してますが、どんなお肉でもOKです。お野菜も好きなものを入れてください。ブロッコリーもおすすめ。
それぞれの分量は家族の方の人数に合わせてください。

・手羽先(鶏モモでも、豚バラでもなんでもOK)
・野菜(ジャガイモ、にんじん、たまねぎ、キャベツなどお好きなもので)
・にんにく
・コンソメの素(通常の規定量よりも少し少なめに。野菜や肉からも出汁が出るので、薄味の方はコンソメを使わずに塩のみでの味付けでもOKです)(※1)
野菜は大きめにカットします。
手羽先とニンニクをオリーブオイルで焼きます。手羽先の皮に少し焼き色がつくまで焼いてください。
焼き色がついたら、野菜を入れて少し炒め、水とコンソメスープの素(ブイヨンでも)、ローリエを入れます。
蓋をして、野菜に串が通るまで煮るだけ。
お皿に盛って、ガラムマサラを最後に一振り。ガラムマサラはカレーに入れるイメージがありますが、スパイスが10種類ほど入っており、スープに少し入れるだけで風味がぐっと上がり、スパイシーで食欲をそそります。カレー味にはなりませんので、お試しください。ハーブではオレガノなどもおすすめ。
ほかにも、ショウガをすりおろして少し入れてもぴりっと美味しいです。より温まりますのでお試しくださいね。
なんとも大雑把なレシピですが(ごめんなさい)、カレーを作る工程と変わりません。
スパイスの取り入れ方として紹介をしました。
(※1・・・コンソメの素は味が強いので、規定量通りに入れてしまうと野菜の味ではなくコンソメ味になってしまいます。水300mlに対してコンソメ1つという規定量ならば、水900mlに対して2つ(規定通りに入れると3つですが)を入れて、あとは塩やスパイスで調整をします。)
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