心も体もお肌も…揺らぎやすい春の自律神経を整えよう!

こんにちは。
ついこの間、2022年の新しい年を迎えたと思ったら、あっという間に3月も半ばを過ぎ、春がもうそこまで来ていますね。
春らしさを感じる新しい環境や人間関係は、ワクワクもしますがどっと疲れるストレスの元にもなりますよね。
こんな春の季節の変わり目には、体やお肌だけでなく、メンタル面でも乱れが出てきます。
様々な要因で乱れやすい自律神経は、ほんの少しの習慣で整うこともあります。
今回はそんな春の自律神経との上手な付き合い方をご紹介します。
春はいろんな変化がある季節

新しい学校やクラス、新しい部署や担当するお仕事など、春は生活環境がガラリと変わる季節です。
新しい環境に飛び込んで、早く慣れようと頑張ったり、新しい人間関係で気を遣ったりと、体だけでなく脳もストレスを感じることが増えます。
そして、生活環境だけでなく、気温や気圧など気候の変化も大きいのが春です。
暖かくなってきてはいるけれど、日中でも肌寒い日はあるし、それに合わせて気圧変動も激しく、毎日着るものを迷っている人も多いのでは?
そんな環境や気候の変動は、ダイレクトに人の自律神経のバランスに影響を及ぼします。
通常、気温差が5度以上ある寒暖差の変化を繰り返すと、自律神経のバランスを崩しやすくなると言われています。
自律神経の乱れからくるトラブル
自律神経が乱れるとどんな不調が起こるのか、詳しく見ていきましょう。
「メンタル面の不調」
不安感、イライラ、やる気が出ない、情緒不安定、集中力の低下、不眠
「体の不調」
疲れやすい、冷え、頭痛、肩こり、動悸、息切れ、めまい、倦怠感、便秘、下痢、のぼせ、手足のしびれ
自律神経は活発的に活動をする時に働く交感神経と、リラックスしている時に働く副交感神経の2つが交互に働くことでバランスを保っています。
しかし、どちらか一方が過剰に優位になることでバランスを崩してしまいます。
人が健康でいるために大切なことの1つに良好な血流があります。
血液の流れによって、体中の細胞に酸素と栄養が行き渡り、さらに老廃物などの余分なものは回収し排出してくれます。
その血流を司っているのも自律神経です。
何か物事が起きて不安になったり、怒りや緊張で心が乱れた状態が続くと、交感神経が過剰に優位になり自律神経のバランスが崩れます。
自律神経のバランスが崩れることで血流が悪くなってしまい、細胞へ栄養や酸素が行き渡らずに体の各器官で不調が表れる…このような悪循環が生まれてしまいます。
自律神経のバランスを保つには、交感神経と副交感神経この2つの神経のスイッチをうまく切り替えてあげることが大切になってきます。
今すぐできる!自律神経を整える習慣
少しのことで乱れやすい自律神経。
特に女性は産後のストレスや、ホルモンの乱れで自律神経のバランスも乱れやすいということがあります。
その乱れが一時的でまたバランスを持ち直せる程度のものであれば、深刻に考える必要はありませんが、症状が続く場合には医師への相談もおすすめします。
まずはこの乱れやすい自律神経を日々の生活の中で整えるべく、できることから始めてみましょう!
「規則正しい生活習慣」
まずはなんと言っても、規則正しい生活を送ることです。
毎日同じ時間に寝て起きて、食事も栄養バランスを考えて取りましょう。
睡眠時間をきちんと確保することも大切です。
「朝日を浴びる」
起床後はカーテンや窓を開けて朝日を浴びましょう。朝日を浴びることで、寝ていた時の副交感神経から、これから1日活動するための交感神経へのスイッチが切り替わりやすくなります。
「適度な運動」
運動でおすすめなのは、ウォーキングやヨガです。血流も促せますし、リラックス効果もあります。
激しい運動ではなく、適度な運動をすることはセロトニンの分泌も促してくれるのです。昼間にセロトニンが分泌されることで、夜も質の良い睡眠が取れるようになります。
「笑顔」
笑うことが免疫力アップにつながるという研究が行われているように、笑顔でいることは心にも体にもプラスに働きます。
面白いことがない場合でも、作り笑顔で口角を上げることで、顔の筋肉の緊張がほぐれてリラックスモードの副交感神経の働きが活発になり、バランスが整うと言われています。
「深呼吸」
交感神経が過剰に優位な場合には、深呼吸してみてください。
ゆっくり鼻から息を吸い、吸った時の2倍の長さをかけて口からゆっくり息を吐く。(吸う時に4秒の場合、吐くときは8秒で行なう。)
これを数回してみるだけでも副交感神経の働きが活発になり、心も体も緩まるはず。
「入浴」
お風呂に浸かることで血流も良くなり、1日の疲れも取れるので心も体もリラックスできます。
入浴時には39〜41度のぬるめの温度に10~15分ほど浸かるのがおすすめです。
42度以上の熱いお湯は交感神経を活発化してしまい、自律神経を乱す原因にもなります。
「夜は早めにスマホやテレビをオフ」
見ることで交感神経を刺激するスマホやテレビは、就寝前の1時間前にはオフしましょう。
就寝前は照明もリラックスできるくらいの暗さに落とし、好きな香りでアロマを焚くのもおすすめです。
寝る前にリラックスタイムを作ることで
質の良い睡眠が取れます。
自律神経のバランスを整えるためには様々な方法がありますが、出来そうなことはありましたか?
始められることからやってみて、軽やかに春を楽しみましょう!