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季節美活|肌が暗く見える・・・くすみの原因とお手入れ方法

「肌のトーンが暗い」
「顔色が悪く見える」
「ファンデーションを塗ってもなぜか肌が暗い」
それは、肌がくすんでいるせいかもしれません。肌がくすむ原因はいくつかあります。
「肌が暗く見える=美白で解決!」と、考えがちですが、紫外線によるくすみでない場合は、実はあまり美白は効果がありません。それぞれの原因にあったお手入れや予防をして、肌をクリアに導きましょう。
古い角質が肌の上に留まっている時
角質肥厚が原因の場合は、ピーリングケアが効果的です。酵素洗顔など、角質をオフできるコスメで古い角質を優しく取り除きましょう。
しかし、ピーリングケアは毎日行うものではありません。やりすぎてしまうと、肌が乾燥しやすくなり、アレルギーを引き起こしたり肌トラブルの元に。週に1、2回のケアで十分です。ピーリングケアをしたあとは、しっかりと保湿を。
乾燥が原因のくすみ対策は
乾燥している肌、きめが乱れている肌は、光の反射量が減って、肌が暗く見える傾向にあります。保湿成分配合の化粧品で、しっかりと保湿しましょう。
糖化によるくすみ

肌の中でタンパク質と糖が結びついてAGEs(最終糖化生成物)を作り出すために起こるくすみ。
いわゆるメイラード反応によって、焦げている状態のくすみをいいます。卵焼きやホットケーキなど、調理でついた焼き色と同じ反応が体内でも起きている状態です。肌の状態は、茶色や黄ぐすみ。
糖分の摂り過ぎなどによる影響が大きいので、血糖値を急増させない食事やAGEを多く含む食品をできるだけ摂らないなど、食生活を見直すことが一番の優先事項。
糖化は、肌をくすませるだけでなく、糖尿病やアルツハイマーなどの病気にも繋がります。美容に力を注ぐには、まずは生活習慣を見直すところから始めましょう。
血行不良によるくすみには
顔が青い場合などはこのタイプのくすみ。過労や睡眠不足などでの血行不良が原因の場合は、顔のマッサージが効果的です。朝のスキンケアに組み込めばメイクノリもアップします。
肌を強く引っ張ったりするとシワやたるみの原因になるので、オイルやクリームをつけて、肌の摩擦を減らして行います。リンパの流れに沿って、優しくしましょう。
また、全身の血行を良くすることは、肌の血色を良くするだけでなく、体内の停滞を防ぎ、あらゆる不調の改善(冷え性、生理痛など)に繋がります。 血管は身体中に張り巡らされ、栄養や酸素を全身に行き渡らせる仕事をしています。
血行不良は、この働きを鈍らせていることになり、例えば美容サプリを服用しても、血行の良いと悪いとでは効き方が違います。
普段から筋肉量の多い下半身のトレーニングや、ウォーキングなどを積極的に取り入れ、体を冷やさないようすることが大事です。
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