季節美活|美容と健康 コラム一覧に戻る
睡眠時間は体のメンテナンス時間!寝ないと美肌が育たない理由
近頃、季節の変わり目であることや花粉の舞う季節だったこと、ストレスなども感じていたりで肌荒れが荒れっぱなしだった私ですが、やっぱりこれが肌荒れに一番効果的だ!と改めて感じたものは、何よりも睡眠です。
肌荒れを治すには睡眠が一番の近道
肌が荒れた時、真っ先に化粧品やビタミン剤、美容ドリンクなどに飛びつきますが、実は早めに寝ることが一番美肌への近道です。
日中起きている時間は、脳が言動や思考を司るため、血液のほとんどが脳に集中しています。
そのため、肌へは効率的に栄養が行き届きません。
例えば、夜の会食に向けて即効性を狙って昼間に美容ドリンクを飲んだとしても・・・肌は変わりません。
ところが、夜の就寝中には脳もおやすみして、血液が全身を巡るようになり、肌まで栄養が行き届きます。
夕食にコラーゲンを含む食事をして、翌朝肌がプルプルになった!という話は、たまに聞きますが、それは就寝中に血液が全身を巡って肌にも行き届いたから。美容ドリンクなどは、夜の就寝前に飲む方が効果的です。
睡眠は体のメンテナンス時間

寝ることで疲労が回復するのは、就寝中に体全体が修復されているからです。人間の体は良くできています。
これは良く知られていることですが、夜寝ている間には、成長ホルモンの分泌も盛んになります。
特に、肌にとっては、22時〜深夜1〜2時の間を肌のゴールデンタイムと呼び、美肌を育てる時間として知られています。
成長ホルモンにより、肌内の細胞分裂が活発になり、傷んだ肌は修復され、また新たな肌も生まれるのです。
つまり、『睡眠』は体のメンテナンスの時間。
睡眠不足が続くと疲労も溜まっていくのは、メンテナンスでの体の修復が追いつかないからです。
しかも、体内の修復には最低でも6時間ほどは必要と言われており、6時間に満たない睡眠では修復が十分でないまま、また1日活動することになります。6時間以上の睡眠が望ましいと言われるのはこのためですね。
と言っても、毎日22時に就寝することは難しい、いろんな事情が現代人の生活には溢れています。 それでもせめて、日を跨がない時間、深夜12時までには眠りにつくよう努力すると良いです。
毎日同じ時間に寝てホルモンバランスを整えよう

また、成長ホルモンは、誰でも絶対にこの時間からこの時間に出ている!!と決まっているのではなく、それぞれの生活リズムに大きく影響を受けます。
仕事の事情などで早めに就寝できない人は、遅くても寝る時間を統一する方が体のリズムは整いやすくなります。 寝る時間がいつもバラバラである人は、ホルモンバランスも乱れがちです。ホルモンバランスの乱れは、心身の健康を揺るがします。体だけでなく、心の健康もおかしくなっていくのです。同じ時間に寝起きすることは、体のリズムを整え、日々を健康に過ごす上でとても重要です。
寝ても体が疲れたまま、たくさん寝ても体がだるいという方は、脳が眠っていなかったり、寝ている時の体勢がおかしかったり、ストレスなど眠りを妨げている場合があります。
良い睡眠をとるために就寝前はリラックスを

就寝前はカフェインを取らない、携帯やテレビをギリギリまで観ない、など寝る直前まで刺激を脳に与えないようにしましょう。
眠る1時間前には、携帯やテレビをやめると効果的です。布団の中でも携帯を触っている方もいますよね。これではいつまで経っても質の良い眠りはもたらされません。寝室に携帯を持ち込まないなど、寝ると決めたら携帯やテレビを手の届かない場所に置いておく方が良いでしょう。
ストレスを感じて寝れない場合は、リラックス効果のあるアロマオイルを炊いたり、部屋を暗めにして歌のない心地よい音楽を聞いたり、ストレッチなどで体をほぐすのも良いです。
以前ご紹介しましたが、手足が冷えて眠れない時は、足湯をしたり白湯を飲むのもおすすめです。
どうしても眠れない方は、睡眠のリズムが改善されるまではお薬の力を借りても良いかもしれません。
常用しなくても良いように、ストレスの軽減方法やリラックスできる方法を探しながら改善させていきましょう。
|合わせて読みたい
肌の調子が悪い時、改善に一番効果があるのは?
免疫力アップで心も身体も元気になろう!
自律神経を整えて憂鬱な気分を吹き飛ばそう!明日から簡単にできる朝習慣で心と体を健康に
季節美活|美容と健康 コラム一覧に戻る