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季節美活|肌の透明感を上げるためのスキンケア
誰もが憧れる透明感のある肌。
透明感のある肌は、その色に関係なく、肌が明るく、みずみずしい状態であることが大事です。
今回はメイク効果ではなく、素肌の透明感を上げるための日々のスキンケアを紹介します。

6時間以上の睡眠をとる
どんなスキンケアよりも一番美肌に貢献するのは睡眠です。
起きて活動している間は脳に集中していた血液が、寝ている間は全身を巡るようになり、栄養が肌にまで行き届くようになります。
体の修復には6時間以上の睡眠が必要と言われるため、最低でも6時間、また質の良い睡眠を心掛けるようにしましょう。
一年中日焼け止めを使用
肌の老化のほとんどが、光老化。いわゆる紫外線による老化です。
紫外線はシミを作るというイメージが先行しますが、実は降り注ぐ紫外線には2種類あり、UV-Aは真皮にまで届きます。UV-Aは真皮層にあるコラーゲンやエラスチンを劣化させ、しわやたるみを引き起こします。
肌を紫外線から守ることが、一番の美肌対策になります。
肌を摩擦したり、刺激しない
洗顔時やメイク落としの際、汚れを落とさなきゃとゴシゴシ擦ったりすると、シミやくすみの原因となります。
コットンなどに染み込ませて使うウォータータイプやシートタイプのクレンジングをされる方は、強く拭き取り過ぎないように気をつけましょう。
洗顔後、タオルで顔をふく時も肌を押さえるようにしてふきましょう。
また、ニキビ跡などの色素沈着型のシミがある方は、刺激しすぎるとメラニンの合成が促進されます。必要以上に触ったりしないようにしましょう。

とにかくしっかり保湿
肌は乾燥すると、光の反射量が下がり、肌全体がくすんで見えます。保湿はしっかりと行い、乾燥していない状態を維持しましょう。
特に化粧水は、パパッと塗るのではなく、規定量以上をきちんと使います。規定量が多い場合は、数回に分けて塗ってください。
手で顔全体を抑えるように包み込むように馴染ませましょう。特に乾燥しやすい目元や口元は乾燥小じわができやすい部分です。目は開けたまま目じりにもなじませます。
化粧水の後は、乳液やクリームなどを時間を開けずに塗っていきます。浸透時間はそのまま乾燥時間となるので、使用書などに特に指示がない場合は必要ありません。

シートマスクを利用する
時間があるときのスペシャルケアとして、シートマスクを使うのも良いでしょう。
乾燥だけでなく、美容効果の違うシートマスクが手ごろな価格でたくさん売られています。ご自分の美容目的に合ったものを選んでみてください。
注意点は使用時間。パッケージに書いてある規定時間以上の時間を貼り続けると、シートが乾燥し始め、逆に水分を奪われることになります。まだひたひたに美容液が残っている場合でも、長く貼り過ぎないようにしましょう。
酵素洗顔や角質ケアでくすみをオフ
古い角質が肌に残ったままで、肌がくすんでいる場合もあります。
週に1回程度、酵素洗顔でやさしく古い角質を取り除くと、ツルツル肌に。
角質ケアはやりすぎてしまうと、乾燥肌を招くので使用頻度に注意。
オイルマッサージなどで血行促進を
血行不良によるくすみやクマが表れている場合は、オイルやクリームなどでマッサージをして血行を促します。くすみやクマがが解消され、肌が明るくなります。
強くやり過ぎないよう、顔の内側からフェイスラインの向かって優しくリンパを流していきます。
顔部分だけでなく、耳回りや頭皮のマッサージも一緒に行うとたるみ防止にも。
→オイルマッサージのやり方はこちら
顔の産毛を剃る
顔の産毛をそると、肌が少し明るくなり、化粧水などの浸透力、メイクのりもよくなります。
剃る場合は、きちんとクリームや乳液などを塗って正しいやり方で毛の流れに沿って処理しましょう。
ただし、頻繁に剃る必要はありません。角質ケアと同じく、やり過ぎてしまうと角質をどんどん削ぎ落としたり、乾燥肌を促進します。剃った後は、刺激のない化粧水などでしっかりと保湿してください。
シミ対策のサプリメントや医療美容を利用する
シミや口内炎などに効くビタミン剤を利用して、内側からケアするのも良いでしょう。
疲れが溜まると、肌が荒れたりくすんだりすることがありますので、食事だけで補いきれないビタミンはサプリメントなどで効率的に補給しましょう。
シミには種類があり、それぞれに効く成分が違います。ご自分のシミの状態を見極めてから、サプリメントを正しく選びましょう。
また、化粧品やサプリメントで改善されないシミなど、何年も悩まれている場合は医療美容に頼る方法もあり。
すぐにパッと効果を感じられるのは・・・マッサージや顔の産毛剃りなどですが、効果は一時的で、美しい状態を維持するのはやはり日々の積み重ねです。
化粧品やサプリメントの効果を感じるには、最低でも1ヶ月、トラブルがなければ2ヶ月は使い続けて様子をみないとわかりません。
しかも肌は、体調や気分、季節、食事によっても日々変わります。睡眠はもちろん、胃腸の調子を整えたり、体を冷やさないようにしたり、筋肉を定期的に動かして血行不良にならないようにと、健康面にも気を配ることも大切です。
肌や髪を綺麗に見せたい!とメイクやヘアケアは頑張るけど、ダイエットでまともな食事は取らないような方では、いい肌や髪は育たないので、『見せかけ』になってしまいますね。
本物のキレイを手に入れるためには、健康を意識することは避けられません。
健康でいることが、一番の美容法です。
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