乾燥の原因と皮脂量


年齢と皮脂量の低下

以下の折れ線グラフは1日のうちに皮膚から分泌される女性の皮脂量を表したものです。個人差はありますが、通常20歳をピークに皮脂の分泌量は減っていき、徐々に乾燥肌に傾いていきます。

皮脂量皮脂量が減ると、水分が肌から蒸発していく量が増え、しわやたるみ、くすみの原因に。
一般的に男性の皮脂量は女性の皮脂量の約2倍で、女性の30歳の皮脂量は男性の70歳の皮脂量と同じ程度だと言われ、年齢を重ねるごとに水分と油分のバランスを保つことは難しくなります。





肌がさびる?酸化する物質と安定性が大事な理由

『肌がさびる』という表現を聞いたことがあるでしょうか。これは、実際に肌の表面上で皮脂が酸化して、肌に影響を及ぼすことから『さびる』と表現されています。

皮脂は外気や紫外線に触れると、皮脂の中の油脂成分が酸化し、過酸化脂質に変化して不安定な物質へと変わります。この過酸化脂質は、肌に刺激を与えて活性酸素を発生させ、炎症を引き起こす原因となります。酸化した化粧品(開封して年月の経った化粧品など)が、肌に悪いのはこのためです。皮膚が活性酸素の影響を受けると、シミやくすみ・ニキビなどあらゆるトラブルの原因となります。

皮脂が酸化しやすい原因は他にもあり、ストレス・タバコ・運動不足・乱れた食生活・激しい運動など、生活習慣も大きく関わってきます。


オイリー肌と乾燥肌、どっちでしょう?

一言に「乾燥肌」と言っても、その原因は様々です。食生活や間違ったスキンケア方法、熱すぎるお風呂や睡眠不足など、あらゆる原因があります。しかし、アレルギーなどの特別な理由でない場合は、ほとんどの肌トラブル(吹き出物やカサつき)は、乾燥が原因であることがほとんどです。

例えば、「自分はオイリー肌」と思っている人がいます。そういう人は、「自分はオイリー肌だから、さっぱりとしたスキンケアでないとべたつく」そう認識して、あまり保湿力の高くないさっぱりとしたものを選び続けますが、実は肌の中では、乾燥した肌を守るために皮脂が過剰分泌し、そのためにオイリーになっていることがよくあるのです。つまり肌は水分が足りずに乾燥し、水分と油分のバランスが崩れている状態です。そして、過剰分泌した皮脂を綺麗に洗い流さなくてはと、洗浄力の高い洗顔グッズを使い、さらに乾燥させ、また肌が皮脂を過剰分泌…と悪循環に陥ります。しっかりと洗顔しているのにニキビや吹き出物ができたりする人も、肌が乾燥しているのに肌を洗いすぎており、しかも保湿が十分でない場合が多いのです。
これは、夏に多くの人が陥る肌トラブルと同じです。「夏=乾燥しない、」という意識が、秋になる頃に肌トラブルを連れてきます。夏は肌や髪にとっても冬と同じく過酷でバランスは崩れやすく、紫外線や気温など、気をつけなければいけない要素はたくさんあります。夏でも洗った後はしっかりとしたスキンケア・ヘアケアをすることが大事です。


美容と健康は密接な関係にあります。肌や髪のためにも酸化しにくい化粧品を選び、生活習慣やスキンケア方法も考えてみなくてはなりません。


乾燥



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